朽木村村井の崩落現場を3Dレーザースキャナで観測
プロジェクトの内容
防災訓練の一環として、測量業者として何ができるのか?を考えました。
- リエゾン(災害対策現地情報連絡員)として災害現場に赴き現況写真を撮影
- 危険な場所にはドロ-ンを飛ばして、撮影した写真や動画を災害本部にメ-ルで送る
など。
さまざまな角度から検討しましたが、どれもに共通する基本的な考え方は「安心安全を担保する」ことです。せっかくの行いも、身に危険が及んでしまっては意味がありません。
そこで考えたのが、災害現場の対岸から3Dレ-ザ-スキャナで観測する方法です。この方法なら、危険エリアに足を踏み入れずとも、災害現場の状況を知ることが可能です。
試験的に「朽木村井」の、とある箇所を観測しました。数年前、実際に大規模崩落が発生し、復旧工事が完了した現場です。
観測したデータを元に、動画を作製。防災の日(9月1日)、災害本部に送り、好評価を受けました。
プロジェクトの概要
対象地区名 | 朽木村井 |
場所 | 〒520-1424 滋賀県高島市 |
作成期間 | 2016年8月20日 |
使用した機材など | 3Dレーザースキャナ |