【Project_11】「野添墓地」をGNSS測量

野添墓地をGNSS測量

プロジェクトの内容

大津市坂本一丁目、盛安寺の山手に広大な墓地があります。

この広大な敷地は盛安寺の他にも、下阪本の寺院（長善寺、蓮瑞寺、順照寺、立専寺、専念寺、誓了寺）や聖パウロカトリック教会が、それぞれエリアに分けて管理しています。けれども、大津市の文化財保護課が所有するどの資料を見ても、六世紀ころの古墳が点在しているだけで、詳しい地図がありません。

そこで今回、新兵器「GNSS測量機」を用いて、1人で測量を実施することにしました。

GNSS測量とは、人工衛星からの電波を受信して測量する手法。天空が開けていることが重要になります。どれぐらい開けていれば、正しく電波を受信することができるのか？その加減を実証実験する目的も兼ねています。

2016年1月から5月までの間、時間がある時を見計らって、コツコツと測量を実施しました。

Project_01で行った西教寺墓地（約17,000㎡）の4倍も広い敷地を、たった5ケ月未満、しかも1人で完成させることができました。GNSS測量機は驚異的と言っても過言ではないほどの能力を持っています。

プロジェクトの概要